健康で充実したライフスタイルの実践を推進! 「漢方カウンセラーをめざしてみませんか?」

医療や病院といえば、原則として「病気になったら頼るもの」と考えている方が大半でしょう。しかし、最近注目されている「漢方」「病気にならない身体をつくるための医療」になります。今回はそんな漢方のスペシャリストである漢方カウンセラーの資格について、その役割や取得方法についてご紹介します。

そもそも「漢方」って何?

漢方といえば、多くの方があの不思議な香りのする粉、「漢方薬」を想像するのではないでしょうか。しかし、漢方薬は漢方という概念を構成するひとつの要素でしかありません。漢方というのは古くからつちかわれてきた自然哲学にもとづき、病気を予防し、健康的で充実した生活を送るための健康哲学であり、知恵といえるでしょう。

漢方はその特性から、病気というほどではないけどなんとなく調子が悪い人や、体にいいものを積極的に摂取したい、という人にも役立てることができます。そういう意味では漢方を知ることにより、今まで薬剤師として病気に悩む人を助けてきた以上に、より幅広い人々の悩みへ対応できるかもしれません。

求めるレベルに応じてさまざまな資格が

漢方カウンセラーは、日本漢方養生学協会が認定する民間資格です。同協会が実施している講座を2コース受講し、試験に合格することで漢方カウンセラーに認定されます。この資格は、診断や治療学の知識を身に着けて、病気の予防や生活改善のために具体的な処方選択ができるようになることを目的としており、まさに薬剤師など、仕事で漢方を扱いたい人のための資格と言えるでしょう。

しかし、臨床で漢方を活用できるレベルになるのは簡単ではありません。まずは基礎の「漢方養生指導士 初級」から取得し、そこから「漢方スタイリスト」を取得し、最後に到達するのが「漢方カウンセラー」です。各資格試験を受けるためには、しっかり講座を受講し勉強しなければならず、最後の講座となる「漢方診断学コース」では60時間分の講座と受講料330,000円など、かなりの時間と費用がかかります。

薬剤師になるために学んだ西洋医学とは、ある種別体系の医学。ほぼイチから学ぶので仕方がないとはいえ、かなり本腰をいれて取りに行く必要がある漢方カウンセラー。資格の取得は大変ですが、薬剤師としての活躍に幅を与えてくれるのは確かです。漢方に興味があるけど何から始めよう?という方には、まず「漢方養生指導士 初級」の取得を目指してみることをおすすめします。勉強するうちに、漢方の可能性と活用方法に気付くことができそうですね。

【参考】日本漢方養生学協会Webサイト
http://www.kampo-youjyougaku.jp/