薬剤師のホンネリサーチ! 「何歳まで薬剤師?」

腕組みする女性

少子高齢化が進んでいることもあり、「生涯現役」という言葉が現実味を帯びてきているこの時代。何歳まで薬剤師としてのキャリアを積んでいくのか、考えてみたことはありますか? 今回は薬剤師の皆さまが「何歳まで薬剤師の仕事を続けようと考えているか」のアンケートをP.P.Club公式twitter上で実施。非常に多くのご回答をいただきました!

選択肢は「50歳ぐらいかな」「いやいや60までは」「生涯現役」をご用意。
薬剤師の皆さんの関心の高さが伺えるこのアンケート、気になる結果はどうなったのか?順番に見ていきます。

 

早めに引退や、キャリア転向もアリ?

まず一番少数派だったのは「50歳ぐらいかな」で17%ほど経済的な問題やライフスタイルによりけりですが、早めに引退して趣味に打ち込んだり、セカンドキャリアにチャレンジするという選択肢も十分ありますよね。しかし、せっかく資格を取ったのに早く辞めてしまうのはもったいないと感じる方が多いのか、2割弱にとどまりました。

次点は「いやいや60までは」で28%。一般的な定年と同じくらいの年齢ですが、予想外に少ない割合となりました。もしかすると、周りの患者さんを見ていて60代って案外元気なんだな、と感じている方も多いのかもしれません。また、年金の受給開始年齢など経済的な観点から見ても、60で引退は少し早いかな、という意見もあるでしょう。

やる気満々、生涯現役!

60歳より先の選択肢、それは「生涯現役」で55%に上りました。まさかの半数以上が生涯現役!?…と思いきや、これは意外と現実に即した数字かもしれません。さまざまな職業をひっくるめての数字ですが、その年代の人のうちどれくらいが仕事についているかを表す「就業率」を見てみましょう。

2017年度、60~64歳の女性で53.6%、男性ではなんと79.1%が働いているというデータがあります。しかも10年前、2007年に比べると女性で10%以上、男性も10%近く増えているのです。伸び率はともかく、今後も少子高齢化と健康寿命の伸張が続くなら、増加傾向も変わらないでしょう。となれば、社会全体として生涯現役という人はどんどん増えていくはずです。

積み重ねた経験が生きる薬剤師の仕事

医療技術は日進月歩。何歳まで健康でいられるのか、何歳で死ぬのか、を予想するのは非常に難しいものです。であればこそ、生涯現役のつもりでいることは「ウッカリ長生き」にも対応できる安心プランということになるのではないでしょうか。体力の衰えはどうしようもありませんが、身に付いた知識や経験、技術はそう失われるものではありません。そう考えると、薬剤師という仕事は「生涯現役」を実現するのに非常に適したキャリアと言えます!いくつになっても元気で、いい意味で欲張りなメンタルでいることが、長寿社会を生き抜くコツなのかもしれません。