薬剤師のホンネリサーチ! 「在庫関係で遠い目になる時」

種類の多さもあいまって管理の難しい薬の在庫。薬局には、日々いろいろな薬を求めて訪れる多くの患者さんがいます。仕入れ過ぎることもあれば、欠品してしまうこともありますよね。棚卸しで数が合わず、渡し間違いがあったのでは…と青くなった経験がある方もいるでしょう。
今回は、そんな「在庫関係で思わず遠い目になってしまう時」に関して薬剤師の皆さんにアンケートを行いました。

さてその結果は…?

棚卸しは鬼門イベント
薬品といえどもモノを売る仕事では避けられないイベント、それが棚卸し。「業務時間内に棚卸し終わりません」は4位の15%でした。こまごまと確認しなければならず、時間もかかる棚卸し作業ですが、重要性はこと薬においては日用品や食品とはわけが違います。数の合わない原因が患者さんに渡す薬を間違えたことなら、それは健康被害を引き起こすことになりかねないミスになります。

次に多かった「数合わない→レセコン入出庫忘れてた」は3位で19%。薬の渡し忘れか!?と騒然となり原因を探し回った挙句、ただの記入忘れだったとなれば思わず脱力してしまいますよね。ただでさえ大変な棚卸しで余分な気力と体力は使いたくありません。日々きちんと記録するようにしたいものです。

在庫管理は難易度ベリーハード
あと2つの選択肢は同率1位だったので同時発表します!「不良在庫抱えた」「棚卸し前に絞り過ぎて欠品」が33%。どちらも薬品の在庫管理の難しさを物語る内容です。インフルエンザなど定期的に流行る病気もありますが、ふだんどんな病気の人がどのくらい来るかの予想なんて超能力でもない限り無理ですよね。メディアの影響などで、急に特定の薬の需要が増したり、突然そのムーブメントが終わったり、ということも考えられます。

在庫を絞り過ぎた結果、薬がなくて患者さんに渡せないという状況。まだ使える薬を捨てなくてはならないという状況。どちらも心理的に負担になるので避けたい事態です。解決手段のひとつとして、薬局が抱えた在庫の売買をしてくれるサービスがあること、ご存知でしたか?

薬を買い取ってくれるタイプのサービスは手間が少ない代わりに買い取り価格は安くなってしまいがちです。売りたい薬局と買いたい薬局を仲介してくれるタイプのサービスは、売る側が価格を決められる場合もあります。需要に合わせて使い分けていくのが吉でしょう。大変な棚卸しを楽にしようとすれば、必ず行き当たる在庫管理問題。賢く付き合っていけるようにしたいですね。